DOA6、フレームについて
今回は、フレームについてお話します。
フレームとは、1/60秒=1F(フレーム)という格闘ゲームにおける時間の単位になります。
つまり1秒=60Fになります。
Frameの頭文字から「F」とよく表記されています。
DOA6も1/60秒=1Fとなります。.
DOA6では、トレーニングモードでスキルインフォをONにすることで、
左サイドのキャラのフレーム、または右サイドのキャラのフレームを表示することが出来ます。
このスキルインフォはとても便利な機能です。
スキルインフォを表示するには、2つの方法により表示出来ます。
・「OPTIONS」から「ゲーム設定」を選び、「スキルインフォ表示」の項目を「フリートレーニングのみ」にする。
「スキルインフォ内容」の項目から、表示したいサイドを選ぶ。
・トレーニングモード中、ps4コントローラの【OPTIONS】ボタンを押して、「画面表示物の設定」を選び、「スキルインフォ表示」の項目を「フリートレーニングのみ」にする。
「スキルインフォ内容」の項目から、表示したいサイドを選ぶ。
<技のフレームについて>
例えば、ティナの【P】のフレームはスキルインフォ内では、1枚目の画像の様に
11(2)13
と表記されています。DOA6では、
・()の左側の11の部分は技が発生するまでにかかるFであり、発生Fといいます。
・()内の2の部分は攻撃判定が出ているFであり、有効Fまたは、持続Fといいます。
実際に技が出るのは、例えばティナの【P】では、2枚目の画像の様に
11+(1)=12F目になります。
・()の右側の13の部分は技を出してから次の行動に移るまでの待ち時間のFであり、これを技後硬直F、または後硬直Fといいます。
いわゆるスカ硬直というのがこの後硬直Fになります。
この、後硬直Fの間は何も行動出来なくなります。
<硬直差について>
硬直差とは、
・操作キャラの技が相手にヒットした時、操作キャラの技後硬直Fと相手のくらい硬直Fの差
・操作キャラが相手の技をガードした時、操作キャラのガード硬直Fと相手の技後硬直Fの差
となります。(操作キャラと相手が逆の場合もあります)
例えば、1枚目の画像の様に ティナの【K】がミラにヒットした時、
2枚目の画像の様に硬直差はティナが+7Fとなり、ティナが7F有利となります。
この時、ティナとミラが同時に行動した場合、 ティナが行動した7F後にミラが行動し始めるようになります。
(技が相手にガードされたりして不利Fを背負った場合は、硬直差は-△Fとスキルインフォに表記されます)
次に1連の流れを動画にしています。
動画の内容は、ティナがミラの【PP6K】をガードした後に、
ティナが【4P】
ミラが【P】
を同時に入力しています。
ティナがミラの【PP6K】をガードした時、
硬直差は+6Fとなり、ティナが6F有利になります。
この時、お互いが同時に
ティナが発生15Fの【4P】
ミラが発生10Fの【P】
を入力しています。
通常ならティナの【4P】は発生15F、ミラの【P】は発生10Fなので、
ティナの【4P】はミラの【P】に発生負けします。
しかし、動画では硬直差+6Fとティナが6F有利な状況で
ティナが【4P】
ミラが【P】
を入力しているので、
ティナの【4P】は発生15Fとなりますが
ミラの【P】は発生10Fと硬直差の6Fと合わせて、実際に発生されるのは
10F+6F=16Fとなり
ティナが6F有利の硬直差によって、
ティナの【4P】がミラの【P】に発生勝ちしています。
この様に技によっては、
・ヒットさせて、有利または不利
・ガードさせて、不利または有利
と色々ありますので、対戦して気になった技は、
トレーニングモードのスキルインフォを利用して調べてみると良いと思います。
少し分かり辛い内容だったかもしれませんが、フレームについて理解できれば、
プレイヤーの助けになると思います。
次回は今回の内容を踏まえて確定反撃についてお話します。